高橋宏、悔しさばねに=99球で今季初完封―プロ野球・中日
2時間20分で試合を終わらせた。中日の高橋宏が150キロ台中盤の真っすぐを軸に首位広島をねじ伏せ、散発4安打、99球で今季初完封。立浪監督を「宏斗に尽きる」とうならせた。
序盤から直球の感覚が良かったそうで、その分、得意球のスプリットやカットボールが生きた。一回のピンチを切り抜けて直後に援護点をもらうと、五回は1死三塁から堂林を低めに落ちる球で空振り三振。続く床田は速球で打ち取った。
100球に満たない完封は、米大リーグの名投手の名にちなんで「マダックス」と呼ばれる。初めて達成した高橋宏。今季初黒星を喫した前回登板から「気持ち的にも勝ちにこだわって、いい調整ができた」。
4年目の今季は投球フォーム変更がはまらず、開幕ローテーションを逃した。2軍で走り込んでフォーム修正にも励み、4月下旬の初登板から好投を継続。チーム最多の5勝を挙げ、防御率0点台と圧巻の成績だ。
「悔しい思いをしてから、ここまで戻ってこられた」。再びの連勝を予感させる投球だった。
[時事通信社]
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