2024-07-05 22:34スポーツ

流れ呼ぶソトとポランコ＝ロッテの頼もしい中軸コンビ―プロ野球

３回、先制二塁打を放つロッテのソト＝５日、ベルーナドーム

　ロッテの中軸に座る２人の外国人が存在感を示した。４番ソトと５番ポランコの勝負強い打撃で、五回までに３点を先取。今季まだ負けていない西武から先手を取り、勝利に導いた。
　三回１死一塁で、ソトが初球を捉えた。「少ない投げミスをしっかりたたけた」。変化球を左中間にはじき返して二塁打とし、小川が快足を飛ばして先制のホームを踏んだ。五回にもソトは右中間二塁打で一塁走者を生還させると、敵失に乗じて三塁へ進塁。続くポランコが外角球をしぶとく右前へ運び、リードを広げた。
　ソトはＤｅＮＡ時代に本塁打王に２度輝き、今季加入。ポランコも巨人にいた２０２２年とロッテ１年目の昨季はいずれも２０本塁打以上をマークした。ソトは「最近、調子が上がってきている」と実感しており、八回にも犠飛を放って計３打点。２人が安定した活躍ができれば、打線に活況をもたらすことができる。
　近年は絶対的な４番を据えることができず、爆発力に欠ける印象のあるロッテ。「ゾーン内で勝負しようと思っていたから、積極的に打ちにいくことができた」とポランコ。新たなコンビが打線をけん引する。　
［時事通信社］

５回、適時打を放つロッテのポランコ＝５日、ベルーナドーム

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