中ロ艦艇が大隅海峡通過=4度目の「共同パトロール」か―防衛省
防衛省統合幕僚監部は5日、中国とロシアの海軍艦艇計4隻が大隅海峡を東に抜け太平洋に向かったと発表した。同省によると、中ロ艦艇が日本周辺で共同航行するのは4回目。ロシア側は「共同パトロールを行った」と発表したといい、同省は今後の針路などを注視している。
同省によると、共同航行したのは中国海軍のルーヤンIII級駆逐艦やロシア海軍のステレグシチー級フリゲート艦など4隻で、4日に鹿児島県の草垣群島の南西海域で合流し、同日夜から5日未明にかけて、連続で大隅海峡を東進したという。海自の護衛艦や哨戒機が警戒監視に当たった。
中ロ艦艇の共同航行は4年連続で、2023年は7月から8月にかけ最大11隻がともに宗谷海峡や、沖縄本島と宮古島の間を通過するなどした。
[時事通信社]
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