大坂、1時間足らずで完敗=「自信持てなかった」―ウィンブルドンテニス
大坂は完敗を喫した。自己最高に並ぶ3回戦進出を懸けた戦いは、1時間足らずで終幕。「自分に自信を持てなかった。その疑念が自分のプレーにどんどん入り込んできた」。落胆した表情で戸惑いを打ち明けた。
第1セットの第7ゲームでブレークを許して先取され、第2セットも自慢の強打が決まらない。自らに原因があるアンフォーストエラーは、相手の3倍以上となる16。世界ランキング17位で急成長中の23歳ナバロから、一度もブレークポイントを握れなかった。
赤土の全仏オープンでは女王シフィオンテクからマッチポイントを握って追い詰めた。「今は芝よりもクレーコートの方が好きかもしれない」と苦笑い。気持ちを切り替え、全仏と同じ会場で行われるパリ五輪に挑む。(ウィンブルドン時事)
[時事通信社]
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