横浜M、重苦しい3連敗=奔走の喜田「甘い」―Jリーグ
勝利が遠い。横浜Mは、4季ぶりの3連敗。「甘い。誰がチームを救おうとしたのか。誰が最後まで食らい付いてやろうとしたのか」。主将の喜田は、ふがいなさを口にした。
シュートは計21本。キューウェル監督が「たくさんチャンスはつくれた」と話した通り、序盤から相手を押し込んだ。だが、主導権を握った前半のうちに得点が奪えず、後半早々に失点。守備陣が簡単に背後を許し、またあっさりとやられた。
喜田はしびれを切らしたように、最前線まで全力疾走して何度もボールを追った。「形どうこうではなく、なりふり構わずやらなきゃいけない」。主将の鼓舞もあって猛攻を見せたものの、エウベルのシュートが枠に阻まれるなど運にも見放され、4月3日以来の無得点に終わった。
トップ下にエウベル、終盤にはエドゥアルドを前線に配置する采配も空回り。それでも、監督は「チャンスはつくり続けている。あとはシュートを決める、そこだけだ」と言った。ブーイングが飛んだ後、スタジアムは異様なまでに静まり返った。その重苦しい雰囲気は、指揮官の目にどう映ったか。
[時事通信社]
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