2024-07-01 17:28World eye

米リチャードソンが五輪女子２００ｍ出場逃す、男子はライルズら代表入り

【ユージーンＡＦＰ＝時事】陸上のパリ五輪米国代表選考会が２９日、米オレゴン州ユージーンで行われ、女子２００メートルではシャカリ・リチャードソンが代表入りを逃し、パリ五輪での短距離２冠の夢がついえた。一方で男子２００メートルでは、ノア・ライルズが優勝してパリ行きを決めた。≪写真は米国のシャカリ・リチャードソン≫
　１００メートル世界女王のリチャードソンは、２８日に行われた準決勝で２１秒９２の自己新記録を出し、決勝では少なくとも代表入りが決まる３位以内に入るのは確実とみられていた。
　しかし、この日の決勝ではスタートから出遅れると巻き返すことができず、２１秒８１で優勝したガブリエル・トーマス、２１秒９０で２位に入ったブリタニー・ブラウン、２１秒９１で３位に入ったマッケンジー・ロングの後塵を拝し、２２秒１６で４着に終わった。
　パリでは１００メートル一本に集中することになるリチャードソンだが、４×１００メートルリレーでのメンバー入りが見込まれている。
　男子２００メートル決勝では、第１９回世界陸上ブダペスト大会短距離２冠のライルズが、今季世界最高で選考会新記録となる１９秒５３で優勝を飾った。
　前週の１００メートルで代表入りを決めていたライルズは完勝とはならなかったものの、残り２０メートルでケネス・ベドナレクをとらえた。ベドナレクは１９秒５９で２位に入り、１９秒７７のエリヨン・ナイトンが３位に入った。
　１００メートルの元世界王者たクリスチャン・コールマンは４着に終わり、１００メートルに続いてパリ五輪代表入りを逃した。【翻訳編集ＡＦＰＢＢＮｅｗｓ】

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