2024-06-30 20:58スポーツ

男女800、高校生が躍動=陸上日本選手権

女子800メートル決勝で力走する久保凜(手前)=30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム

 スピードと持久力の両方が要求される過酷な800メートルを制したのは、男女とも高校生ランナーだった。男子の落合は、序盤から先頭に立って逃げ切る完勝。ただ五輪参加標準記録には届かず、「シニアの選手に勝ち切れたことはうれしいが、パリの舞台で戦うことが目標だったので悔しい」と満足しなかった。
 女子は、サッカー日本代表の久保建英のいとこ、久保が会心のレース。田中、卜部ら実力者を後半のスパートで突き放した。「優勝できて自信になる。次は五輪や世界選手権に出られるように、しっかり練習したい」とさらなる飛躍を誓った。 
[時事通信社]

男子800メートル決勝で力走する落合晃(右)=30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム
女子800メートル決勝で力走する久保凜(右から3人目)と田中希実(同5人目)=30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム

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