福部、笑顔で五輪切符=陸上日本選手権・女子100障害
女子100メートル障害を制した福部の顔に、晴れやかな笑顔が広がった。田中、寺田らライバルを振り切って優勝。五輪代表入りを決め「頑張って良かったなと思う」。4位に沈んで世界選手権出場を逃し、涙が止まらなかった前回大会から1年。「トラウマで、きのうの夜は眠れなかった」。悔しさを振り切り、歓喜に浸った。
五輪は「競技をやる上で、絶対に出たい夢の舞台」。期待を膨らませる一方、12秒台後半の記録では世界に太刀打ちできないと冷静に捉えてもいる。「(12秒)5、6台を狙えれば世界に食らい付いていける。そこをイメージして練習したい」と決意を述べた。
[時事通信社]
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