村竹V、パリ五輪へ=福部、秦も代表入り―陸上日本選手権
陸上の日本選手権最終日は30日、パリ五輪代表選考会を兼ねて新潟市のデンカビッグスワンスタジアムで行われ、男子110メートル障害決勝で村竹ラシッド(JAL)が13秒07で初優勝し、初の五輪代表に決まった。女子100メートル障害決勝は福部真子(日本建設工業)が12秒86で、同走り幅跳びは秦澄美鈴(住友電工)が6メートル56で制し、ともに初の五輪切符を得た。
男子100メートル決勝は坂井隆一郎(大阪ガス)が10秒13(向かい風0.2メートル)で2連覇。東田旺洋(関彰商事)が10秒14で2位。柳田大輝(東洋大)は3位、桐生祥秀(日本生命)は5位だった。
男子400メートル決勝は中島佑気ジョセフ(富士通)が45秒51で2連覇。五輪参加標準記録を突破済みの佐藤風雅(ミズノ)が2位で、初の五輪代表入りを確実にした。日本記録保持者の佐藤拳太郎(富士通)はコンディション不良のため棄権した。
800メートルの男子は落合晃(滋賀学園高)が優勝。女子は久保凜(大阪・東大阪大敬愛高)が勝ち、田中希実(ニューバランス)は7位だった。
五輪代表入りを決めた選手は参加標準記録を突破済みで、日本陸連が定めた条件を満たした。
[時事通信社]
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