笑顔なきパリ切符=橋岡、反転攻勢誓う―陸上日本選手権
パリ五輪代表入りを決めても、男子走り幅跳びの橋岡は自身への落胆の色を隠せなかった。2年ぶりに日本一を奪還したものの、8メートルには届かず。「言葉は悪いが、久しぶりに『くそ』みたいな試合をした」
2021年東京五輪は悔しさが残る6位入賞。進化を求め、22年シーズン後にサニブラウン・ハキーム(東レ)と同じチームに練習拠点を移した。コーチから「スプリンターになれ」と指導され、助走を全力疾走に近い形に改良してきた。
だからこそ、3回目以降は記録を伸ばせなかったこの日の出来は「全く走っていない」。大会前の調整も思うようにはいかなかったという。3月に五輪参加標準記録(8メートル27)をクリアし代表入りに前進したことで、「血眼になれなかったところは結果的にあったのかな」と反省した。
五輪メダル獲得への第一関門は突破。「最低限の、最低限の助走が6本目にできた」と明るい材料も口にした。尻に火が付いた様子の25歳は「やり切れたな、と思えること。同時に結果がついてくればいい」と反転攻勢を誓った。
[時事通信社]
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