朝食習慣の啓発でキャンペーン 福岡市
福岡市は、市民が朝食を取る習慣を付けることで健康寿命を延ばそうと、25日から7月7日まで、「朝勝ウィーク朝食総選挙」と題したキャンペーンを行う。25日はキックオフイベントとして、市内の西南学院大学で「100円朝勝食堂」を開催し、通学してきた学生がワンコインで購入したパン、おにぎり、野菜ジュースなどを食べ、講義やスポーツ活動の前に元気を蓄えていた。
市と九州大学が連携して行った市民1万人超を追跡したデータ分析で、「週3回以上朝食を食べない人」はきちんと食べる人に比べ、1.27倍「要介護」になることが判明しており、市は朝食を取る習慣の啓発に力を入れている。朝食総選挙では、市内の食品や健康関連の協力店舗のポスターなどにある2次元コードなどから、「和定食」「洋食プレート」「おにぎり」「シリアル」などから投票した人に抽選で、野菜セット、博多和牛、米、市産の加工食品などが当たる。【もぎたて便】
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