DeNAの石田裕、新人離れの快投=父の日にプレゼント―プロ野球
1軍登板2戦目の新人はスイスイと95球を投げ切り、両手を突き上げた。米大リーグの往年の名投手にちなみ、「マダックス」と呼ばれる100球未満での完封勝利。DeNAの石田裕のすがすがしい表情には、余力すら感じさせた。
制球力の高さを示すのは無四球だけではない。6奪三振のうち見逃しが5。七回の元山、九回の山野辺から奪った三振は普段の2段モーションではなくクイック気味で投じて反応させなかった。剛速球はなく、曲がりの大きな変化球の割合も少ない右腕は感覚を研ぎ澄ませて打者と勝負する。
「五、六回を目標にしていた」というが、八回を終わって87球。「(マダックスを)正直、狙った」。わずか8球で九回を締めくくった。
大のDeNAファンの父親も球場で見届けており、ヒーローインタビューで「いつもありがとう!」と感謝を伝えた。16日は父の日。誰もがうらやむ孝行息子の快投だった。
[時事通信社]
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