2024-06-11 15:44スポーツ

「海のうねり」を表現＝体操などの新ユニホーム―パリ五輪

コシノヒロコ氏（前列右から３人目）がパリ五輪に向けデザインした新しい体操日本代表のユニホーム＝１１日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター

　日本体操協会は１１日、パリ五輪の体操とトランポリンの日本代表ユニホームを発表した。男女２種類ずつあり、ファッションデザイナーのコシノヒロコさんがデザイン。海の波のうねりや日の出、アラビア風の文様などの要素が取り入れられた。体操男子で２０２１年東京五輪２冠の橋本大輝（セントラルスポーツ）は、「着心地もデザインも最高。団体決勝の鉄棒で着地を決め、ガッツポーズしたい」と笑顔で話した。
　女子はクリスタルガラスを４０００個近く使ったレオタードもあり、初出場の宮田笙子（順大）は「力強さの中にかわいさや美しさがある。両方を表現できるように頑張る」と語った。
　近年はアスリートの盗撮被害が問題化しており、Ｔシャツには赤外線カメラを使っても透けにくい特殊な生地が使用された。　
［時事通信社］

パリ五輪に向けた新ユニホームを披露する体操女子日本代表の（左から）牛奥小羽、中村遥香、宮田笙子、岡村真、岸里奈＝１１日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター
パリ五輪に向けた新ユニホームを披露する体操男子日本代表の（左から）岡慎之助、谷川航、橋本大輝、萱和磨、杉野正尭＝１１日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター

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