法人移行「社会的役割損ねる」=歴代6会長が懸念―学術会議
政府が示した日本学術会議の法人への移行方針を巡り、同会議の歴代会長6人が10日、「会議の社会的役割が損なわれる」として、岸田文雄首相に独立性と自主性の確保を求める声明を公表した。
6人は、吉川弘之、黒川清、広渡清吾、大西隆、山極寿一、梶田隆章の各氏。声明は政府の方針について「(2020年の会員の任命拒否問題を)正当化するためと疑われる」と指摘。「政府と学術会議のあるべき関係について、与野党を超えた国会での議論が必要だ」とした。
吉川氏を除く5人は同日記者会見し、梶田氏は「(政府の)現在の議論は、学術会議の将来を考えると極めて危ない」と強調。広渡氏は「学術会議が在り方を自主的に選択することがまっとうな筋道だ」と訴えた。
[時事通信社]
最新ニュース
-
安保副補佐官に元北朝鮮交渉担当=ウクライナ特使はグレネル氏か―次期米政権
-
米女子ゴルフ・談話
-
久常、24位で決勝Rへ=米男子ゴルフ
-
古江、連日の69=米女子ゴルフ
-
財務長官にベッセント氏指名=トランプ次期米大統領
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕