三菱UFJ銀へ処分勧告検討=顧客情報、系列証券と無断共有―監視委
証券取引等監視委員会が三菱UFJ銀行と系列証券会社に対する行政処分を金融庁に勧告する検討に入った。関係者が7日、明らかにした。三菱UFJフィナンシャル・グループ傘下の銀行と証券会社2社の間で、顧客企業の情報を同意なく共有する法令違反があったとみて、詳しく調べている。勧告されれば、金融庁は処分を検討する。
証券2社は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券と、モルガン・スタンレーMUFG証券。
金融商品取引法は「銀証ファイアウオール規制」として、同一グループ内の銀行と証券会社の間で、取引先企業の非公開情報について顧客の同意なしで共有することを禁止している。監視委は2022年には、三井住友フィナンシャルグループ傘下のSMBC日興証券と三井住友銀行の間でこの規制違反があったとして処分を勧告し、金融庁が行政処分を行っている。
三菱UFJで銀証規制違反の疑いが出ていることについて、鈴木俊一金融相は7日の閣議後記者会見で「今後監視委でしっかりと対応されると思う。その結果についてはいずれ発表があるんだと思う」と述べた。
[時事通信社]
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