「睡眠不足」25年前から半減=働く男女、5時間以下は1割―シチズン調査
シチズン時計は6日、20代~50代の働く男女400人を対象に実施した「生活時間」に関する調査結果を発表した。睡眠時間が「5時間以下」と回答した人は11.5%と、25年前の1999年調査(22.8%)から半減した。厚生労働省が推奨する成人の睡眠時間は6時間以上。同社は長時間労働是正や多様で柔軟な働き方が広がったことで、「睡眠不足」解消が進んだと分析している。
睡眠時間で最も多かったのは「6時間」(36.3%)で、「7時間」(36.0%)が続いた。7時間以上と回答した人の割合は合計52.4%と、25年前の27.0%から大幅に増えた。ただ、50年前の74年は7時間以上が67.6%だった。
既婚の200人を対象に1日の夫婦の対話時間を聞いたところ、「2時間以上」との回答が15.5%と、99年の6.4%、74年の6.9%に比べて2倍以上となった。同社は「働き方改革やコロナ禍でテレワークが広まり、自宅で家族と過ごす時間が増えたのではないか」とみている。
一方、「対話時間がない」は12.0%と、25年前の10.2%、50年前の0.0%から増加。共働き世帯の増加が影響している可能性がある。
調査は4月上旬にインターネットを通じて実施した。
[時事通信社]
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