菅、萩生田、小泉氏が会談＝党総裁選など意見交換か
自民党の菅義偉前首相と萩生田光一前政調会長、加藤勝信元官房長官、武田良太元総務相は６日夜、東京都内のすし店で会談した。小泉進次郎元環境相も参加。岸田文雄首相（党総裁）の政権運営や、９月に想定される党総裁選に関し、意見交換したとみられる。
萩生田、加藤、武田３氏は２００３年衆院選の初当選同期で、菅政権を閣僚として支えた。現在も連携を図っており、名前の頭文字から「ＨＫＴ」とも呼ばれる。この日は、３氏の定期的な会合に菅氏らが招かれた。出席者によると、党の地方組織から首相退陣要求が出たことが話題になった。
岸田政権下で、菅氏は非主流派に位置付けられるが、一定の影響力を維持している。派閥裏金事件の対応を巡り、首相に党内外の厳しい視線が向けられる中、有力者の会合は臆測を呼びそうだ。
［時事通信社］
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