レーダー照射再発防止「大きな進展」=安保緊迫でハードル越える―海自トップ
日韓の懸案となっていた海上自衛隊機へのレーダー照射問題で再発防止策などが合意されたことについて、海自制服組トップの酒井良海上幕僚長は4日の定例記者会見で「隊員の安全が確保され、日韓で地域の安全保障に貢献できる基盤を再構築できたのは大きな進展だ」と述べた。
韓国軍艦艇は2018年12月、海自機に火器管制レーダーを照射。韓国側は照射を認めず、日韓の防衛交流が途絶えたが、1日の防衛相会談で再発防止策や関係正常化が決まった。
酒井海幕長は事実認定の相違を棚上げしたことについては「海自側の認識に変化はない」としつつも、「矛盾にこだわれば刻々と変化する情勢に乗り遅れてしまう」と強調。「地域の安全保障が切迫する中で、互いにハードルを乗り越えるべきという認識が醸成された」と背景を説明した。
[時事通信社]
最新ニュース
-
警備と警護の徹底指示=自民党への火炎瓶投げ込み―警察庁
-
鈍器や拳で複数回殴打か=死亡男性、上半身中心に傷―横浜緊縛強盗・神奈川県警
-
大谷2安打も、ドジャース敗れる=WS進出持ち越し―米大リーグ
-
石破首相「暴力に屈しない」=野党も非難―官邸車突入
-
メッツの主砲アロンソ、流れ呼ぶ「魔法」の一撃=米大リーグ
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕