元明瀬山、大いちょうに別れ=大相撲
昨年8月に現役を退き、年寄「井筒」を襲名した大相撲の元幕内明瀬山(38)=本名深尾光彦、愛知県出身、木瀬部屋=の断髪式が2日、東京・両国国技館で行われ、母校の埼玉栄高の後輩に当たる琴桜、貴景勝の両大関ら280人が参加した。
師匠の木瀬親方(元幕内肥後ノ海)が止めばさみ。2021年初場所で再入幕を果たすまでは十両と幕下を往復する日々が続いただけに、「もうちょっと大いちょうで相撲を取りたかった」と寂しそうな表情を見せた。
20年に結婚していたことを公表し、妻と長男に最後のまげ姿を披露。部屋付き親方として「自分の部屋の力士に活躍してほしい」と後進に期待した。
[時事通信社]
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