2024-06-02 18:18スポーツ

阿部、参加標準に迫る=陸上布勢スプリント

男子110メートル障害決勝で力走する阿部竜希=2日、鳥取・ヤマタスポーツパーク陸上競技場

 男子110メートル障害は3位に入った阿部が目を引いた。予選で4組トップの13秒44をマークし、決勝はパリ五輪の参加標準記録まであと0秒08に迫る13秒35。自己ベストを出しても「参加標準を目標に来た。悔しい気持ちが強い」と満足しなかった。
 13秒04の同タイムで日本記録を持つ泉谷駿介(住友電工)、村竹の後輩に当たる順大3年生。故障で走れなかった時期に体をつくり直したことや、村竹との練習が記録につながっていると自己分析する。同種目は泉谷が五輪代表に決まり、残りは2枠。代表選考の場となる今月末の日本選手権に向け、進境著しい身長191センチの大器は「標準突破をしないと世界で戦えない」と気を引き締めた。 
[時事通信社]

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