渋野、復調の兆し=全米女子オープンゴルフ
低調だった渋野が、5位の好位置につけた。全体的にスコアが伸び悩む中、通算1オーバー。特にショットの精度が良く、メジャー大会の戦いの中で、復調の兆しを感じ取っている。
「ベストショット」と自賛したのは、バーディーを奪った9番の第2打。6番アイアンを振り抜く。ボールが傾斜で転がってピンそばへ。ドライバーについても「本当に気持ち良く振れている」。シャフトの変更など試行錯誤した効果が出始めており、「ショットでバーディーを取りにいく感覚がちょっと戻ってきた」と手応えをにじませた。
全米女子オープンの予選突破は、4位に入った2020年以来。その感想を聞かれると「えー?」と驚き、「ちょっと衝撃」。残り2日に向け、「上で戦えるのは久しぶりなので、楽しみながらも自分のプレーができるように頑張る」と、柔らかい表情で言った。(ランカスター時事)
[時事通信社]
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