なでしこ、主力温存でも手応え=18歳古賀がアピール―サッカー親善試合
パリ五輪の登録メンバー決定前、最後のテストの場となる2連戦。その初戦を完封勝利で終え、池田監督は「しっかり勝ち切り、クリーンシート(無失点)で終われた」と手応えを口にした。
前半は格下のニュージーランドに押し込まれる時間もあったが、ロスタイムに右サイドの崩しから田中が均衡を破った。さらに後半開始早々、チーム最年少で18歳の古賀がCKから頭で追加点。A代表初ゴールでアピールし、「いいボールが来て、しっかり当てることができてよかった」と喜んだ。
今回招集した22人のうち、五輪メンバーに登録できるのは18人。この日はGK山下、熊谷、清水ら主力数人を温存し、当落線上とみられる選手が多く起用された。慣れないメンバー構成のため、特に前半は連係面で苦労したが、後半は6選手を入れ替えながら流れを引き寄せた。
主将を務めた田中は「あうんの呼吸とまではいかなかったけど、後半はスムーズにできたシーンもあった。いいトライができた」。中2日で臨む2戦目でも、結果と内容の双方を追い求めたい。(ムルシア時事)
[時事通信社]
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