意義は罰則の程度次第=トランプ氏有罪の意義は―識者に聞く(中)
マシュー・ディキンソン米ミドルべリー大教授(政治学)の話 トランプ前大統領に対する有罪評決は、それ自体が重要な意味を持つ。「大統領を経験した犯罪者」として最初の前例になるからだ。ただ、その意義は罰則の程度によって異なるかもしれない。トランプ氏が厳しい行動制限を課されれば、大統領選への影響は避けられない。
業務記録の改ざんは、通常なら(有罪でも)罰金の軽犯罪だ。それにもかかわらず検察側が重罪としたことには「行き過ぎ」との見方もある。トランプ氏が「法の上に立っていない」ことを示す使命はあるとしても、そこに(同氏をおとしめるという)政治的な対価があるのも事実だ。
一方、多くの米国人は裁判を全く注目していない。有罪とされたのはトランプ氏の私的な行動であり、大統領としての公的な役割と区別するからだ。
[時事通信社]
最新ニュース
-
俳優の戸次重幸さん、追突事故=原付きバイクの男性軽傷―警視庁
-
日銀総裁、利上げに「時間的余裕」=物価上振れリスク低下、判断急がず―政策金利は維持・決定会合
-
漁業関係者、「ぬか喜びにならなければ」=歓迎も中国側の手のひら返し警戒
-
指揮統制連携で作業部会=日米、当局間の調整加速
-
頼れるレイエス、豪快3ラン=チーム浮上の立役者―プロ野球・日本ハム
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕