新たに元社員の行政書士逮捕=無登録社債勧誘疑い―警視庁
不動産コンサルティング会社「ザ・グランシールド」の社長らが無登録で社債への投資を募ったとして逮捕された事件で、警視庁生活経済課は30日までに、金融商品取引法違反(無登録営業)容疑で、同社元社員で行政書士の後藤遼太容疑者(36)=埼玉県蕨市中央=を逮捕した。同課は認否を明らかにしていない。事件での逮捕は9人目。
逮捕容疑は2019年12月~20年9月ごろ、国の登録を受けずに経営コンサル会社「トラステール」の社債を販売し、東京都内の30代女性会社員ら2人から計約800万円を集めた疑い。
同課によると、グラン社は17年2月からの約6年間にわたり、トラステールの社債販売目的で、計約1300人から約80億円を集金。後藤容疑者は約2億6000万円を集め、約2500万円の報酬を得ていたという。
トラステールは当初、年2割の配当を払っていたが、昨年2月に支払いが止まり、同10月に東京地裁で破産手続きの開始決定を受けた。実体はなかったとみられる。
[時事通信社]
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