核ごみ調査、「苦渋の選択」=処分場選定に懸念―佐賀・玄海町長
佐賀県玄海町の脇山伸太郎町長は27日、日本記者クラブ主催のオンライン記者会見で、原発から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場選定に向けた第1段階となる文献調査の受け入れについて「苦渋の選択をした」と語った。原発立地自治体での調査は初めてで、処分場選定につながる懸念も表明。「なし崩し的に最終処分場になることはないと考えている」と強調した。
玄海町議会は4月、地元商工団体の調査受け入れを求める請願を賛成多数で採択した。5月には資源エネルギー庁幹部が町を訪ねて受け入れを要請。町長は斎藤健経済産業相との会談を経て調査を受諾した。会見では地質などから「最終処分場には向かない」と指摘した。
[時事通信社]
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