円下落、157円台前半=東京株も反落、米利下げ期待後退
24日の東京外国為替市場の円相場は、1ドル=157円台前半に下落した。米国の早期利下げ観測が後退し、日米金利差拡大を意識した円売り・ドル買いが優勢となった。午後5時現在は157円04~06銭と前日比29銭の円安・ドル高。東京株式市場の日経平均株価は反落。ハイテク株中心に売りが広がり、457円11銭安の3万8646円11銭で取引を終えた。
23日に発表された米国の経済統計で景気の底堅さが示され、米連邦準備制度理事会(FRB)による早期利下げへの期待が後退した。東京外為市場では、日米金利差の拡大傾向が続くとの見方が強まり、円相場は、政府・日銀が為替介入を行ったとみられる2日早朝以来、約3週間ぶりの安値となった。
[時事通信社]
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