長期金利、0.980%に上昇=11年ぶり高水準
21日の東京債券市場で、長期金利の指標となる新発10年物国債の流通利回りが0.980%に上昇(債券価格は下落)した。2013年5年以来、約11年ぶりの高水準。
日銀が月間6兆円程度の国債買い入れを減額するとの見方が広がり、市場ではこのところ債券を売る動きが強まっている。背景には、根強い円安圧力を踏まえ、日銀も何らかの対応を余儀なくされるとの臆測がある。
ただ、3月のマイナス金利政策の解除に続く追加利上げは、変動型住宅ローンや銀行融資の金利引き上げなどにつながるため、景気への影響が大きい。このため、消去法で国債買い入れ減額が次の一手として浮上している格好だ。
元日銀理事でみずほリサーチ&テクノロジーズの門間一夫エグゼクティブエコノミストは「日銀は早ければ6月の金融政策決定会合で、国債買い入れの本格的な減額に踏み切る可能性がある」と指摘している。
[時事通信社]
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