2024-05-20 12:42スポーツ

ダルビッシュ、堂々の大台到達=スライド登板で快投―米大リーグ

ブレーブス戦に先発登板し、力投するパドレスのダルビッシュ=19日、アトランタ

 パドレスのダルビッシュが堂々の投球で日米通算200勝を達成した。前日の登板予定が悪天候で順延になって臨んだが、悪影響はなかった。一回に3点のリードをもらうと、速球と変化球を内外角に投げ分けて危なげなくブレーブス打線を封じた。7回を投げて2安打無失点で節目の勝利。「とりあえず200に届いたのでほっとしている。体をきちんとケアして、トレーニングで体を調整しながらやってきているのが、今のところはいい方向に行っていると思う」と喜びを表した。
 今月12日のドジャース戦で199勝目。その試合後は「あまり考え過ぎて勝てなかったりすると苦しくなるので、それはなるべく忘れたい」と話していたが、足踏みせず大台に到達した。
 37歳のベテランだが、マウンド上では年齢による衰えは全く感じさせない。日米通算200勝は野茂英雄と黒田博樹に続いて3人目。野茂は201勝、黒田は203勝。先輩たちを抜くのも時間の問題だろう。(アトランタ時事)
[時事通信社]

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