湯川秀樹旧宅、京大施設に=整備工事が終了
京都大などは17日、日本人で初めてノーベル賞を受賞した湯川秀樹博士が晩年の約20年間を過ごした旧宅(京都市左京区)の整備工事が終了し、国内外の研究者らを迎える迎賓施設として活用すると発表した。
親族の意向を受け、土地と建物を取得した長谷工コーポレーション(東京)が京大に寄付し、整備も担った。旧宅は築約90年の木造2階建てで、敷地面積は約730平方メートル。元の建材を生かしつつ、新たに円形屋根を付けたり、客人が宿泊できる部屋を整えたりした。サクラやモミジ、ツツジなどが植えられた庭は、ほぼ元の姿で残した。
迎賓施設は「下鴨休影荘(きゅうえいそう)」と名付け、ノーベル物理学賞メダルのレプリカや京都帝国大の学生時代の成績表など、湯川博士にゆかりの品を展示。京大は年1、2回程度の特別公開を計画している。
[時事通信社]
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