漁港復旧へ隆起対策検討=能登地震、有識者が初会合―水産庁
能登半島地震で地盤隆起などの被害を受けた漁港の復旧・復興の方策を検討する有識者会議の初会合が16日、金沢市で開かれた。会合では被災状況を整理し、復旧への考え方などを確認した。
会議は水産庁が設置し、漁港の復旧・復興について技術面から検証する。石川県内では能登半島の外浦地域を中心に約20の漁港で最大4メートルの地盤隆起が発生し、漁業者は困難な状況に直面している。委員長の岡安章夫東京海洋大教授は終了後、記者団の取材に応じ「隆起量に応じてパターン分けをし、どのような対策が可能か議論した」と説明した。
会合では短期的ななりわい再開のための仮復旧と、中長期的な機能向上のための本復旧の二つに大別して取り組む考え方も確認。漁港を含む地域全体の振興についても意見を交わしたという。
[時事通信社]
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