原爆正当化発言に反論=広島、長崎両市長
米共和党の重鎮グラム上院議員が広島、長崎への原爆投下を正当化する発言をしたことについて、広島、長崎両市の市長は16日、それぞれの記者会見で反論し、不快感を示した。
広島市の松井一実市長は、昨年の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)でバイデン米大統領が核兵器のない世界を目指すと表明したことを引き合いに、原爆投下の正当化は「理想に向けてこれからやっていくべき方向と逆行する。考え方を改めていけたらとお願いしたい」と語った。
長崎市の鈴木史朗市長は「原爆投下、核兵器の使用、これに正当化の余地は1ミリもない」と強調。「原爆投下でいかに非人道的、そして破滅的な結末が起こったか。それを踏まえれば、いかなる理由をもってしても正当化されるものではない」と述べた。
[時事通信社]
最新ニュース
-
裏金候補、18勝28敗=丸川・下村氏ら落選―野党、競合区で勝率5割【24衆院選】
-
大の里昇進し3大関=尊富士が幕内復帰―大相撲九州場所
-
自民・小泉選対委員長が辞意=石破首相、政権立て直し急ぐ
-
自公惨敗、過半数割れ=石破首相、退陣を否定―立民躍進、維新伸びず・国民も大幅増【24衆院選】
-
自民177議席、立民143=「裏金」28人落選【24衆院選】
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕