「終わった」、実行役が随時報告=殺害方法指示なく、3人で相談か―再逮捕の平山容疑者・那須2遺体
栃木県那須町の河川敷で会社役員夫妻の遺体が見つかった事件で、建設業平山綾拳容疑者(25)=殺人容疑で再逮捕=が実行役2人から「終わりました」「今から(那須町に)行きます」などと随時報告を受けていたとみられることが13日、捜査関係者への取材で分かった。
殺害方法の詳しい指示はなく、3人で事前に話し合って決めたとみられる。警視庁と栃木県警の合同捜査本部が詳しい経緯を調べている。
捜査関係者によると、平山容疑者は遺体発見前日の4月15日夜、東京都品川区のコンビニで、実行役とされる職業不詳姜光紀(20)、元俳優若山耀人(20)両容疑者=いずれも死体損壊容疑で逮捕=にセダンを貸した後、約1.7キロ先にある空き家の近くへ徒歩で向かった。
平山容疑者は、夫妻の遺体を乗せたセダンが空き家を離れた同16日午前1時半ごろまで「近くにいた」と供述。その間、姜、若山両容疑者から電話で、「終わりました」「今から(空き家を)出ます」などと報告を受けたと説明している。
殺害方法については、指示役とされる職業不詳佐々木光容疑者(28)=同容疑で逮捕=から具体的な指示がなかったという。このため平山、姜、若山各容疑者で事前に話し合い、平山容疑者が同14日夜、電気コードを購入したとみられる。同容疑者は「首を絞めるにはロープが必要だと思った」「ロープ売り場が見つからず、電気コードを買った」という趣旨の話をしているという。
[時事通信社]
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