2024-05-02 10:14スポーツ

ドルトムント、本拠地で躍動=11年ぶり決勝へ前進―サッカー欧州CL

前半36分に先制ゴールを決め、喜ぶドルトムントのフュルクルク=1日、ドイツ・ドルトムント(AFP時事)

 ドルトムントが11年ぶりの決勝進出へ前進した。8万人超えの観衆で埋め尽くされた本拠地は大半がチームカラーの黄色に染まり、選手は大声援を受けて躍動した。
 先制点は鮮やかだった。前半36分、ドイツ代表FWフュルクルクが縦のロングボールを巧みなタッチでコントロールし、低い弾道のシュートを決めた。後半はパリ・サンジェルマン(PSG)に何度か決定機をつくられたが、エムバペ、ハキミのシュートが立て続けにポストをたたく運もあり、無失点で守り抜いた。
 PSGとは同組だった1次リーグの対戦で、敗戦と引き分け。フランス1部で3連覇した強豪にようやく勝利したものの、油断は禁物だ。4季前の決勝トーナメント1回戦はPSGにホームで2―1と先勝しながら、第2戦は0―2。合計で逆転されて敗退した。フュルクルクは「今はハーフタイム。謙虚であり続ける」と気を引き締めた。
 前回、準決勝を突破した2013年も決勝の会場は今季と同じロンドンのウェンブリー競技場。テルジッチ監督は「ウェンブリーへの道は自分で切り開くしかない。来週も勝ちたい」と連勝をにらんだ。(ドルトムント時事)
[時事通信社]

最新ニュース

写真特集

最新動画