相撲協会の訴え認める=元顧問らに賠償命令―東京地裁
日本相撲協会が危機管理などの業務に携わった元顧問の男性らに対し、東京・両国国技館の省エネルギー設備に関わる契約書を偽造されたとして損害賠償を求めた訴訟の判決が18日、東京地裁であり、古庄研裁判長(本村洋平裁判長代読)は協会の訴えを認め、元顧問らに約310万円の支払いを命じた。
契約書は元顧問またはその指示を受けた者が協会に無断で公印を押印し、偽造されたものと認定。協会と契約を結んだ事業者が協会側に求めていたサービス料の支払い請求は棄却された。
相撲協会はこれまでも元顧問に対し、その立場を利用して不正な利益を得たとして損害賠償を求め、勝訴している。
[時事通信社]
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