レアル、耐えて雪辱=PK逆転、連覇阻む―サッカー欧州CL
猛攻を耐えた先に歓喜の瞬間が待っていた。欧州CL準々決勝では19季ぶりとなるPK戦にもつれ込んだ時、レアル・マドリードのアンチェロッティ監督は「突破を確信していた」。昨季王者マンチェスター・シティーに雪辱を果たした。
「事実上の決勝」とも言われた新旧王者による激闘。前半12分にロドリゴが先制点を挙げたものの、その後は防戦一方だった。大半の時間を全員が自陣深くに下がり、守備に徹した。後半31分に追い付かれ、苦しい延長戦も集中力は切れない。試合全体で65%近くボールを支配され、計34本のシュートを浴びせられても持ちこたえた。
後攻のPK戦は1番手のモドリッチが失敗。GKルニンが2、3人目を連続でセーブして苦境を救い、逆転した。指揮官は「ここでシティーに勝つにはこの方法しかない。本当によく守った。誇りに思う」。ベリンガムも「最高だ。僕たちはよく耐えた」と誇った。
昨季の準決勝第2戦で0―4と大敗し、連覇の夢が消えた因縁のエティハド競技場。今度は苦しみながらも勝ち切り、相手の連覇を阻んだ。選手たちは疲れを忘れ、跳びはねながらファンと共にチャントを響かせた。(マンチェスター時事)
[時事通信社]
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