計り知れない功績=主将として貢献、欧州でも活躍―サッカー長谷部引退
W杯3大会に出場し、ドイツでは2008年から40歳になるまでプレー。長谷部が日本のサッカーにもたらした功績は、計り知れないものがある。
10年W杯南アフリカ大会。26歳にしてゲーム主将を任されたが、ベスト8には一歩届かず。「名ばかりのキャプテン」と立場を表現していた長谷部にとって、意識が変わる大きな転機になった。18年ロシア大会では、直前にハリルホジッチ監督が解任された中でチームの精神的な支柱となり、再び8強入りへ迫った。
年を重ねる中、ドイツでは中盤から最終ラインに活躍の場を移した。「自分ができることが減ってくる。スピードが衰え、フィジカルが落ちたら、補うために周りを動かしたり、考えるスピードを速くしたりした」。昨季は欧州チャンピオンズリーグにも出場。選手としての意欲は尽きることがなかった。しかし、今季は出場が減り、記者会見では「それも(引退を決めた)理由の一つ。コンディションの維持が難しかった」と説明した。
ドイツで指導者のB級ライセンスを取得。欧州主要リーグのクラブで監督を務める日が来るかもしれない。選手としてはキャリアを終えても、サッカー界への貢献はまだまだ広がっていきそうだ。 (フランクフルト時事)
[時事通信社]
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