中国記録保持者に八百長疑惑=北京ハーフマラソンで調査開始
【北京時事】中国の男子マラソン記録保持者、何傑に八百長疑惑が取り沙汰されている。何は14日の北京ハーフマラソンで優勝したが、他の選手が先を譲ったように見える映像がネット上で拡散。SNSで「マラソン界の恥だ」「このような優勝に何の意味があるのか」と批判が噴出し、ハーフマラソンの組織委員会は調査を始めた。
レースは、何を含む4人がトップ集団を形成。ゴール直前でケニアの選手が手ぶりで、何に前へ出るよう促したり、何以外の2人を制したりするような動きをした。結果は、1時間3分44秒でゴールした何に続き、1秒差で3人が同着2位になった。
香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、このケニアの選手は「(何は)友人だ」と述べ、意図的に何を勝たせたと明言した。組織委は15日、「(今回の事態を)高度に重視し調査を開始した」とする声明を出した。
何は昨年10月の杭州アジア大会で金メダルに輝いたほか、今年3月の無錫マラソンでは2時間6分57秒で国内記録を更新した。
[時事通信社]
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