計画撤回は「住民の力」=陸自訓練場反対派が会見―沖縄・うるま
沖縄県うるま市で計画されていた陸上自衛隊の訓練場新設について、木原稔防衛相が撤回を表明したことを受け、反対する住民らでつくる団体が11日、同市で記者会見した。伊波常洋共同代表は「素晴らしい結論が出た。住民の力だ」と笑顔を見せた。
伊波氏は「手順を踏まない、あまりにも横暴なやり方が住民の怒りに火を付け、保革を超えた団結を生んだ」と強調した。
建設予定地域の周辺に住む元自衛官の安田公さん(63)は、防衛力強化に理解を示しつつ、「予定地は平穏な住宅地域で、教育施設に隣接した場所。日本を守るのは大事だが、住民が犠牲になってはいけない」とほっとした様子で話した。
計画を巡っては、周辺の住宅地や自然環境への悪影響の懸念や、地域住民に対する説明の遅れから反対の声が強まり、県や市も断念を求めていた。
[時事通信社]
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