米司法当局、独禁法違反でアップル提訴=スマホ巡り、巨大ITに逆風
【ワシントン、シリコンバレー時事】米司法省と16州・地区司法当局は21日、反トラスト法(独占禁止法)違反の疑いで、米IT大手アップルを提訴した。主力のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」の高い市場占有率を利用し、他社によるアプリ開発やサービス提供を阻害。消費者らに不利益を与えていると判断した。
バイデン政権は、グーグル、アマゾン・ドット・コム、メタの米3社も同法違反で提訴しており、巨大ITへの逆風が強まっている。ガーランド司法長官は「アップルは単なる競争ではなく、法律に違反することで独占的な力を維持している」と非難した。
アップルは「この訴訟は事実としても、法律上も間違っていると信じており、強く反論する」とコメントした。
発表によると、アップルは、他のスマホに乗り換えやすい機能を持つアプリの開発を妨害。多様な電子決済の提供を妨げたり、他社製スマートウオッチの機能を制限したりした。当局は、アプリ開発者から最大30%とされる高額手数料「アップル税」を徴収していることも問題視している。
[時事通信社]
最新ニュース
-
14歳小沢が2位=自転車BMX
-
横綱撃破に成長の跡=大の里、台風の目に―大相撲夏場所
-
期待に応えた西武の長谷川=守備の途中出場で3ラン―プロ野球
-
上位陣、よもやの初日=大相撲夏場所
-
「簡単な試合なかった」=逆境の中で強さ―WEリーグ・三菱重工浦和
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手