2020.01.24 スポーツ

【スキージャンプ】高梨沙羅〔北京五輪〕 (76/368)

W杯個人第3戦で11位に終わり、引き揚げる高梨沙羅=2018年12月2日、ノルウェー・リレハンメル【時事通信社】 W杯で自身初となるジャンプスーツの規定違反による失格から一夜明けてもなお、高梨の動揺は続いていた。助走の姿勢が不安定で、1回目は117.5メートルで16位。2回目に124メートルを飛んでやや巻き返したが、W杯で6シーズンぶりとなる2桁順位の11位に沈んだ。 失格となった前日と同じ黒いスーツで臨み、今回は測定の際に「体を引き上げるように」(高梨)してクリアしたという。「違反がないようにしていて、ジャンプに集中できなかった」と小さな声で反省。雑念が入ったことで、助走の速度は落ちていた。 違反の判断基準が年々厳しくなっていることは男子でも言われている。ただ、高梨の場合は前日と同じスーツで臨んでいるだけに、不可解さは残る。「反省すべき点。この失敗を次に生かしたい」と高梨。文句を言いたい気持ちを、ぐっと抑えているように見えた。