2019.11.18 スポーツ

【大相撲】珍しい決まり手 (10/120)

一本背負い 大相撲初場所8日目、豪風(右)は魁聖を一本背負いで下す=2017年1月15日、東京・両国国技館【時事通信社】 【解説】柔道だけでなく、相撲にもある。前に出てくる相手の片腕を両手でつかみ、肩に担いで前方または側方へ投げる。小柄な力士が長身相手に繰り出すことが多いが、体重差が大きいとつぶされる危険が伴う。 柔道経験のある豪風が、2017年初場所8日目の魁聖戦で決めた。土俵際まで押し込まれながら相手の右腕を抱えて前方へ投げ、200キロ近い巨体を裏返しに。「いいものですよ。柔道なら一本でしょう」と自画自賛した。これ以降、十両以上では出ておらず、豪風は十両時代を含めて計3度記録している。 劣勢の力士が捨て身で仕掛けることもある。00年九州場所14日目で、魁皇が武蔵丸をこの技で破った際には「負けたと思った。自分で何をしたのか分からない」と驚きの表情で振り返った。