2019.11.18 スポーツ

【大相撲】珍しい決まり手 (9/120)

割り出し 割り出しで舛ノ山(左)を下した稀勢の里。幕内では5年ぶりに出た決まり手=2012年11月22日、福岡国際センター【時事通信社】 【解説】片手で相手のまわしを強く引き付けながら、もう片方の手では上腕部をつかんで押し込むようにして土俵外に出す。 幕内で直近に見せたのは稀勢の里だ。2012年九州場所12日目の舛ノ山戦。4キロ重い180キロの新鋭に対して右上手を引き、左のはず押しで浮かせて圧倒した。持ち味の馬力を発揮し、上手も離さずに落ち着いて攻め切った。 稀勢の里は07年秋場所の栃乃洋戦でも決めている。この時はまわしを離さなかった場面を「あそこが命綱」と振り返っている。 力だけでなく、詰めの手堅さも求められる。02年初場所7日目に武双山が海鵬を仕留めたのも、「うまく腕が使えた」と胸を張ったように、右のおっつけを生かして畳み掛けたからこそだった。