2019.11.18 スポーツ

【大相撲】珍しい決まり手 (6/120)

逆(さか)とったり 大相撲秋場所4日目、隠岐の海(左)は照ノ富士を逆とったりで破る=2016年9月14日、東京・両国国技館【時事通信社】 【解説】相手の片腕を抱え、体を開いて前にひねって倒すのが「とったり」。これを打たれた時、取られた腕を抜くようにして腰をひねり、相手を倒すと「逆とったり」となる。「とったり」を打ち返すためにこの名前が付いた。 2010年秋場所11日目。魁皇は日馬富士に土俵際で左の差し手を取られて振られそうになった。ここで強引に腕を引き抜き、腰をぶつけるようにすると相手は土俵下へ。「あんなふうに残れたことは最近ない。気持ちが大きいのかな」。大関かど番だった魁皇はこれで白星先行。まさに土俵際での執念から生まれた。 この日は前半戦でも豊桜が垣添に逆とったりを決めていた。幕内では15年ぶりとなる珍手が1日で2度も出た。その後は16年秋場所で隠岐の海、19年秋場所に照強が見せている。