2019.11.18 スポーツ

【大相撲】珍しい決まり手 (3/120)

伝え反り 伝え反りで貴ノ浪(左)を下した朝青龍。背後の相手を反り倒した=2002年9月10日、東京・両国国技館【時事通信社】 【解説】相手の手首などをつかみ、脇の下をくぐり抜けながら自分の体を反らせて倒す。 2002年秋場所3日目。新大関の朝青龍が起死回生の白星を手にした。長身の貴ノ浪に土俵際へ押し込まれながらも左腕を取り、大きくのけぞるようにして脇の下からするり。バランスを崩した相手の体が先に落ちた。 01年初場所から新たに決まり手に追加され、幕内で決まったのはこの一度だけ。相撲内容に不満は残しつつも、朝青龍は「新しい技か。すごいね」と笑顔を見せた。 82種類ある決まり手のうち、反り手に分類される六つはいずれも珍手と言える。強靱(きょうじん)な足腰や身のこなしが要求されるものが多く、相手を肩にかつぐしゅもく反り、掛け反り、外たすき反りは過去に十両以上で一度も出ていない。