2019.10.07 スポーツ

【女子テニス】大坂なおみ (81/454)

記者会見で、痛めた右手について説明する大坂なおみ=2019年5月17日、ローマ【時事通信社】 女子テニスの世界ランキング1位の大坂なおみ(日清食品)は17日、イタリア国際のシングルス準々決勝、世界4位のキキ・ベルテンス(オランダ)戦を、右手親指の付け根付近に痛みを訴えて棄権した。大坂は「朝起きたら親指が動かせなかった。悲しさと落胆の間くらいの気分」と語った。 大坂は16日にシングルス2、3回戦の2試合をこなし、ともにストレート勝ちして8強入りし、前日は痛みがなかったという。四大大会3連勝が懸かる26日開幕の全仏オープンへ不安を抱えるが、「まだそこまでは考えられない。この後、医者に診てもらいたい」と述べた。 大坂は今大会の結果で、次週の世界ランキング1位が確定。全仏オープンには四大大会シングルスで日本選手初の世界ランキング1位で臨むことが決まった。