中国海軍 (13/29)
001A型航空母艦 建造用のドックから進水した直後、左舷から捉えたショット。船体構造は遼寧とほぼ同じだが、全長が少し長いように見える。航空艤装はまだ行われていないが、艦載機は遼寧にも搭載されている殲15(J15)戦闘機が20〜30機程度とみられる。 艦橋は遼寧よりも前後の長さが短くなったが、上部は大型化している。マストは、遼寧と同様にステルス性を意識した閉囲型を採用している。艦橋上部に備えられた板状のレーダーアンテナは、周囲360度をカバーできるように4分割されている。これは、最新型防空ミサイル駆逐艦の旅洋III型が搭載するアクティブ・フェーズドアレーレーダーと同型との観測もあり、遼寧に比べて索敵能力は向上する可能性が高い。武装については不明だが、甲板にミサイルの垂直発射装置(VSL)を埋め込んだ様子はなく、飛行甲板外周のスポンソンに短距離対空ミサイル(短SAM)発射機や近接防御火器(CIWS)を搭載する程度になりそうだ(2017年04月26日) 【AFP=時事】