北極圏のオーロラ (97/114)

4月7日0時33分、アラスカ・ブルックス山脈山頂付近で撮影。この時期、北極圏の日の入りは遅い。太陽が完全に沈んだのは23時30分を回った頃だった。この夜、満月が煌々(こうこう)と照らす山脈の山頂付近で、23時45分頃オーロラが現れた。北から南にかけてアーチをかけたオーロラは低い空で漂っていたが、少しずつその高度を上げ力を強めていった。0時30分、パワーはさらに強くなり波打つようになった。月、星、オーロラの競演は20分以上続いた。少しずつ春が近付いていることを感じる。この夜の最低気温はー22度だったが、風はそれほど寒くはなく、雪に埋もれていた植物たちも少しずつではあるが顔を出し始めている。緯度の高いアラスカ・ブルックス山脈でオーロラを見ることができるのは例年4月20日頃までで、まもなくこの冬のオーロラ観測シーズンも終わりを迎えようとしている(2012年04月07日) 【時事通信社】