2025-06-10 21:19
五輪価値の理解促進が課題=談合、招致停止受け検証―JOC
日本オリンピック委員会(JOC)は10日、東京都内で理事会を開き、東京五輪を巡る汚職・談合事件や札幌市の冬季五輪招致活動停止などを受けて設置した、国際大会開催に向けた検討会議の検証結果が報告された。五輪にスポーツイベント以上の価値があることへの理解促進などが課題に挙がった。
国際大会の開催候補地選定は、自治体と日常的に連携し、客観的な評価に基づいて行う必要性を確認。自治体からのヒアリングでは、JOCによる主体的な発信やリーダーシップの発揮、定期的な情報交換を求める声があった。尾県貢専務理事は理事会後、「スポーツや国際総合大会がどのような社会的課題を解決できるか考える時期」と語った。
理事会の冒頭では、プロ野球巨人で選手、監督として活躍し、3日に死去した長嶋茂雄さんへの黙とうがささげられた。JOC名誉委員を務めていた。
国際大会の開催候補地選定は、自治体と日常的に連携し、客観的な評価に基づいて行う必要性を確認。自治体からのヒアリングでは、JOCによる主体的な発信やリーダーシップの発揮、定期的な情報交換を求める声があった。尾県貢専務理事は理事会後、「スポーツや国際総合大会がどのような社会的課題を解決できるか考える時期」と語った。
理事会の冒頭では、プロ野球巨人で選手、監督として活躍し、3日に死去した長嶋茂雄さんへの黙とうがささげられた。JOC名誉委員を務めていた。