2025-02-08 20:41
姉妹でつかんだ五輪切符=志賀葵と紅音―アイスホッケー

ミラノ・コルティナ五輪出場を決め、笑顔の志賀葵(左)と志賀紅音(右)=8日、北海道・nepiaアイスアリーナ
試合後のリンクに広がった「スマイル」の輪に、志賀葵(25)と妹の紅音(23)が加わった。得点も挙げた紅音は「ゴールにどんどん向かっていこうと意識していた。決められてよかった」。日本勢第1号の五輪切符獲得。姉妹そろって役割を果たした。
北海道帯広市出身。小学2年生だった葵が興味を持ったことがきっかけで、1年生の紅音も一緒に競技を始めた。日本代表では同じセットでプレー。DFの葵が「妹は気持ちが前面に出るタイプ。私にはないところを持っているので、いい刺激をもらえる」と言えば、FWの紅音は「姉はいつも冷静。自分のプレーについて言ってくれるし、自分からも聞く」。ライバル心をのぞかせつつ、互いに実力を認め合っている。
2018年平昌五輪では葵が代表入りし、紅音は落選。4年後の北京五輪は2人でリンクに立った。紅音は初の舞台で世界との差を痛感したといい、「まだまだ手の届くところではなかった」。その後は北米リーグに挑戦。現在はスウェーデンのチームに所属し、レベルアップに励んでいる。
日本代表は北京五輪後に世代交代が進み、志賀姉妹と同世代や、さらに若い選手が増えた。国内のトヨタシグナスに在籍する葵は「前回はついていくだけだったが、今は自分がプレーで引っ張っていかないといけない」と自覚。3度目の五輪では、妹とともに一回り成長した姿を見せるつもりだ。
北海道帯広市出身。小学2年生だった葵が興味を持ったことがきっかけで、1年生の紅音も一緒に競技を始めた。日本代表では同じセットでプレー。DFの葵が「妹は気持ちが前面に出るタイプ。私にはないところを持っているので、いい刺激をもらえる」と言えば、FWの紅音は「姉はいつも冷静。自分のプレーについて言ってくれるし、自分からも聞く」。ライバル心をのぞかせつつ、互いに実力を認め合っている。
2018年平昌五輪では葵が代表入りし、紅音は落選。4年後の北京五輪は2人でリンクに立った。紅音は初の舞台で世界との差を痛感したといい、「まだまだ手の届くところではなかった」。その後は北米リーグに挑戦。現在はスウェーデンのチームに所属し、レベルアップに励んでいる。
日本代表は北京五輪後に世代交代が進み、志賀姉妹と同世代や、さらに若い選手が増えた。国内のトヨタシグナスに在籍する葵は「前回はついていくだけだったが、今は自分がプレーで引っ張っていかないといけない」と自覚。3度目の五輪では、妹とともに一回り成長した姿を見せるつもりだ。