水素燃料旅客船を披露
ツネイシクラフト＆ファシリティーズ（広島県尾道市）は１０日、水素と軽油を燃料とした小型旅客船「ハイドロびんご」の完成披露式を同市内で開いた。同社によると、水素を燃料に使う旅客船は世界初という。ディーゼルエンジンと比べ、航行時の二酸化炭素（ＣＯ２）の排出を最大５０％減らせると説明している。山口県内で観光船として利用される予定。 ベルギーの海運大手ＣＭＢと共同開発した。全長１９．４メートル、幅５．４メートル、総トン数１９トン。水素と軽油を一緒に燃やす「混焼エンジン」を２機搭載した。最大で乗員２人、旅客８０人の計８２人が搭乗できる。 【時事通信映像センター】 映像素材の購入については時事通信フォトへお問い合わせください https://www.jijiphoto.jp
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